こんにちは!ジュドンです!
今回はイタリアの盟主、ユヴェントスについて紹介していこうと思います。
イタリアサッカーを語る上でこのクラブは外せませんよね。
黄金期、混乱、栄光、転落、再起…
様々な経験と伝統を紡いできたクラブ、それがユヴェントスーー”白黒の貴婦人”
それでは、いってみよー!!
クラブ紹介
正式名称 Juventus Football Club S.p.A.
創立 1897年
本拠地 アリアンツ・スタジアム(トリノ)
クラブカラー 白黒
今季目標 優勝争いに食い込む&欧州での復権
管理人予想 3位
【ユヴェントスの歴史】伝統と栄光、からの崩壊。白黒の誇りは再び輝くか
ユヴェントスは1897年、トリノの青年たちによって設立された。
その名はラテン語で「青春」を意味し、創設当初から「新しさ」と「力強さ」を象徴していた。
1920年代にはイタリアを代表する自動車メーカー「フィアット(現ステランティス)」の創業家・アニェッリ家がクラブを掌握。
以降、ユヴェントスは“企業クラブ”としての強固な基盤を築き、イタリア国内で圧倒的な存在感を放ち続けてきた。
1960〜70年代にはボニペルティやベッケンバウアーに並ぶリベロの名手、ガエターノ・シレアらが黄金期を支え、1980年代にはプラティニが加入。
「勝つことが全てではない。勝つことこそが唯一だ」というユーヴェの哲学が確立されたのもこの時期である。
しかし栄光の裏には常に影があった。
2006年の「カルチョ・ポリ」――いわゆる八百長スキャンダルでは、セリエB降格という前代未聞の処分を受ける。
クラブの誇りは地に落ちた。
だがそのわずか1年後、彼らは再びセリエAの舞台に戻ってくる。その後ユヴェントスを語る上で欠かせないのが「支配の10年」――2011年から2020年までのセリエA9連覇である。
コンテ、アッレグリ、サッリ…指揮官が代わろうとも勝利を積み重ね続けたユーヴェは、まさに“イタリアサッカーの帝国”だった。
だがその支配も永遠ではなかった。
クリスティアーノ・ロナウドの加入で「欧州制覇」を狙うも、結果は伴わず。
ピルロ監督期、そしてアッレグリ再任期を経て、クラブは再び難しい時期を迎える。
それでもユヴェントスというクラブは、“勝者の遺伝子”を手放さない。
転んでも立ち上がる。負けても、勝利を信じる。
それが、ユヴェントスというクラブの本質なのだ。
過去10年の順位表

11/12シーズンからセリエA9連覇の印象が強すぎます。
野球で言うたら巨人のV9ですからね。
大偉業です。
それを見た後に近年の成績を見ると物足りなく見えるのは贅沢というもの。
22/23シーズンの7位というのも勝ち点が10剥奪されての7位ですから。剥奪されてなかったら3位でした。
要は成績だけ見れば大きくは崩れていないということ。
今夏の移籍補強(評価:B+)
| 選手名 | 年齢 | 移籍元 | 形態 | 備考 |
| フランシスコ・コンセイソン | 23 | ポルトガル/FCポルト | 完全移籍(3200万€) | 攻撃的ウインガー |
| ロイド・ケリー | 26 | イングランド/ニューカッスル・ユナイテッド | 完全移籍(1720万€) | CB/左SB兼任 |
| ピエール・カルル | 25 | イタリア/ACミラン | 完全移籍(1430万€) | CB/右SB兼任 |
| ロイス・オペンダ | 25 | ドイツ/ライプツィヒ | 期限付き移籍 | スピードスター |
| ジョナサン・デイヴィッド | 25 | フランス/リール | フリー移籍 | フィニッシャータイプ |
地味に、的確に、実力者を、
集めてきた感じですかね。
いうて上記のコンセイソン、ロイド・ケリー、カルルは昨シーズンからレンタルでチームにいたので触れたいのは下のストライカー二人。
現エースのストライカー、ヴラホヴィッチさんが移籍する前提で補強したと思うんですけど残留が決定。
二人ともいい選手なんですけどね。
ヴラホヴィッチの牙城を崩すのはどちらか?または共存か?
いずれにしても試合に出てゴールという結果を出してほしいですね。
ジョナサン・デイヴィッドのフリーだけでもB評価の価値があります。
その他も的確に補強していると思うのでB+評価で。
管理人的今季のキープレイヤー
No.10 ケナン・ユルディズ
ユヴェントス新時代の旗頭、ケナン・ユルディズ。
いや~~~もう上手い巧い美味い。
大好きですw
管理人は昨今のトレンドのガチムチの身体能力お化けよりユルディズのような華麗なテクニシャンの方が遥かに見惚れてしまいます。
1人だけ「いや、今フットサルの時間ですか!?」
と言わんばかりのドリブルを披露すれば
右足から放たれるコントロールショットは【デル・ピエロの再来】と呼ばれる所以に。
さらに左足でも正確にシュートを決めきる力をもっており手をつけられない状態。
あとはシーズン通して怪我なく安定した成績を収めて【覚醒】すれば…
この男が今季のユヴェントス再起の象徴となるだろう…
No.19 ケフラン・テュラム
こちらはどちらかというとフィジカル寄りの選手。
普通にテクニックもあるんですけどね。
中盤の選手ながら192cmもあり手足が長く上手にボールを絡め取っていくのが目立ちます。
推進力のあるドリブルも特徴がありそのままシュート、パスどちらも選択できるかなりgoodプレイヤー。
書いてて思ったんですが10年ほど前のユヴェントスの、そしてフランス代表の先輩であるポール・ポグバに少し似てるかなと。
当時のポグバは飛ぶ鳥を落とす勢いで欧州サッカー界を駆け抜けていたのでテュラムもその領域までいけるか、見ていきたいと思います。
ちなみに兄貴はインテルのマルクス・テュラム
ちなみにちなみに親父はフランス代表のレジェンド、リリアン・テュラム
ジュドンの雑感
昨年のユヴェントスは
リーグ戦 4位
カップ戦 ベスト8(エンポリに敗戦)
CL 決勝トーナメントプレーオフ敗退(PSVに敗戦)
明らかに勢いはないですよね。
国内リーグ戦では引き分けが多すぎて勝ち点がなかなか伸びず。
CLやカップ戦といったトーナメントも明らかに格下に敗戦。
その結果ミラン同様チアゴ・モッタ監督のシーズン途中での解任。
新監督トゥドール監督を迎えても劇的に成績が回復することもなく4位フィニッシュ。
といったユヴェントスサポーターからため息が聞こえてきそうな昨シーズンw
しかーーーし
管理人は今季のユーヴェが正直一番怖いと思っております。
昨シーズンの国内リーグでの負け数は4。
これは優勝したナポリと並んで国内最少タイ!
先ほども少し触れましたが引き分けが非常に多く16
もちろん国内リーグ最多!w
所謂、格下相手に勝ち点の取りこぼしが多く発生していたワケですね。
そこで今季はキープレイヤーにもあげたユルディズや新戦力のジョナサン・デイヴィッド、コンセイソンあたりがここぞという場面で「勝負強さ」を発揮し拮抗した試合をモノにできるようになれば一気にタイトルレースへ…
「負けないのに勝てない」
この微妙なバランスをどう崩すか。
そこに新生ユヴェントス、並びにトゥドール監督の手腕が真価を試される一年になるのではないでしょうか?
ミランとしては十分に気をつける相手に今季はなってきそうです。
以上、ユヴェントスの紹介でした。
ありがとうございましたーーー!!



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