こんにちは!ジュドンです!
今回はイタリアの超名門、ASローマについて紹介していこうと思います。
昨季はシーズン中の監督交代が二回も起きるカオスなシーズン。
それもそのはず、第14節を終えた時点でチームの勝ち点13の15位という【どん底】の状態でした。
そこからラニエリ監督が就任して間もなく、成績をV字回復させ最終的に勝ち点69の5位でフィニッシュ。(さすがはイングランドのレスターをプレミア初優勝に導いた監督…恐るべし)
今年もなにかを起こしてくれそうなASローマを探っていきたいと思います。
それでは、いってみよー!!
クラブ紹介
正式名称 Associazione Sportiva Roma S.p.A
創立 1927年
本拠地 スタディオ・オリンピコ・ディ・ローマ
クラブカラー 赤黄
今季目標 新監督が解任されずにCL出場権獲得
管理人予想 6位
【ローマの歴史】ローマという宿命━━誇り高きクラブの始まり
ASローマは1927年、首都ローマで誕生した。
北部の経済都市・ミラノやトリノに比べ、南寄りの情熱と芸術が息づくこの街で、クラブは「首都の誇り」を背負って歩んできた。
ローマという街は、ただのホームタウンではない。
帝国の栄光を今に伝える“永遠の都”だ。
だからこそ、このクラブの物語も常にロマンと激情に彩られている。
トッティとデ・ロッシ━━”ローマの魂”
ローマの名を語る上で、まず欠かせないのがフランチェスコ・トッティだ。
“王子”の愛称で知られる彼は、約25年間をローマ一筋に捧げ、クラブ史上最多得点・最多出場を記録。
その背中を追い続けたのが“未来の主将”ダニエレ・デ・ロッシ。
この2人が築いたのは、単なるチームではなく「街の誇りそのもの」だった。
栄光の瞬間。2000/01のスクデット獲得
クラブ史上直近のセリエA優勝は、2000-01シーズン。
ファビオ・カペッロ率いるチームが、バティストゥータ、モンテッラ、そして“永遠の王子”トッティを擁し、頂点を掴んだ。
そのなかで、日本人として忘れられないのが中田英寿の存在だ。
ユヴェントスとの天王山で放ったあの“伝説のミドルシュート”——。
あの一撃が、ローマを優勝へと導いたと言っても過言ではない。
南欧の激情と東洋の冷静が交差した、あの瞬間。
それはローマにとっても、日本サッカーにとっても特別な黄金の記憶となった。
あの歓喜から20年以上——
ローマは再びその栄光を取り戻すべく、幾度も挑戦を続けている。
再建への軌跡 ”準優勝の時代”が残したもの
その後は、幾度もの準優勝と惜敗。
スパレッティ、ルイス・エンリケ、ガルシア、モウリーニョ…名将たちが次々と挑んでは去っていった。
2022年、モウリーニョの下でUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ優勝を達成。
クラブ史に刻まれる欧州タイトルを手にし、再び熱狂の街を沸かせた。
ガスペリーニ就任 攻撃的ローマ再構築への挑戦
そして2025年。
アタランタを“イタリア最強の挑戦者”に育てた男、ジャン・ピエロ・ガスペリーニが新たに就任。
ローマに求められるのは、もはや「安定」ではない。
再びスクデットを狙う“攻撃的ローマ”の復活だ。
永遠の都に、再び炎が灯る。
その炎の名は、ASローマ。
過去10年の順位表

前述のとおり昨季は大波乱のシーズンでしたが10年単位で見るとド安定。
ただここ数年はCLに出れる状態の安定ではないのでかなり微妙。
「安定」というか、もはや「停滞」。
今季はその「停滞」の殻を破って2018/19シーズン以来のCL出場権を獲得できるか、注目していきたいと思います。
今夏の移籍補強(評価B-)
| 選手名 | 年齢 | 移籍元 | 形態 | 備考 |
| ウェズレイ・フランサ | 21 | ブラジル/フラメンゴ | 完全移籍(2500万€) | ブラジル産ドリブラー |
| ニール・エル・アイナウイ | 24 | フランス/ランス | 完全移籍(2350万€) | 走れる万能MF |
| レオン・ベイリー | 28 | イングランド/アストン・ヴィラ | ローン移籍 | 爆発力のあるウインガー |
| エヴァン・ファーガソン | 20 | イングランド/ブライトン | ローン移籍 | 悩める若きストライカー |
| コスタス・ツィミカス | 29 | イングランド/リヴァプール | ローン移籍 | 攻撃型左SB |
これがローマの限界なんか!?
てかイタリアの限界が見えてきますね。
基本的にお金がない。
ローマほどの名門クラブが6000万€ほどしか使えない現状。
CLに出られないと財政的にもなかなか厳しい…
個人的にはまだまだ若いエヴァン・ファーガソンとブラジル人SB(サイドバック)ウェズレイに期待
今季の移籍組が活躍してB-評価を下した管理人を見返してほしい。
管理人的今季のキープレイヤー
No.5 エヴァン・エンディカ
貴重な左利きのCB(センターバック)
コートジボワール代表
ガスペリーニ監督は代名詞の3バックを使用してくると予想できることから左CBはこの人がファーストチョイスになるでしょう。
非常に堅実なプレーをするイメージ。
「タックル」「ポジショニング」「パス」
どれも派手なことはしないがいてくれないと困る【仕事人】
ローマ守備陣の要になれるか?
No.21 パウロ・ディバラ
セリエAで通算129Gを誇るスター(執筆現在)
ユヴェントス在籍時は「今後10年はユーヴェも安泰かぁ」
とか思ってたのですが…なにがあるかわからんもんですなぁ。
左足から放たれるパスやシュートはどれも美しく芸術的。
ドルブルも細かいボールタッチで相手を抜く天才肌の選手。
昨シーズン終盤に怪我もあり調子は下降気味。
今季はチームと共に自身も復活できるか?
注目していきたいですね。ちなみにクソイケメン。
ジュドンの雑感
昨シーズンのローマは
リーグ戦 5位
カップ戦 ベスト8
EL ベスト16
という成績です。
よくまぁ5位まで上がってきたな
という印象ですね。最後はCL出場権も獲れるか?というところまでいきましたが奇跡もここまで。
そんな奇跡的な快進撃を導いたラニエリ監督は就任早々に「今シーズン限りの指揮だ」と明言していました。
そして後任には、ジャン・ピエロ・ガスペリーニを招聘。
同じセリエAの下位クラブ、アタランタを就任9シーズンでイタリアの強豪、そしてヨーロッパのタイトルを獲得するクラブにまで押し上げた監督。
正直、ガチで、マジで
ガスペリーニの超攻撃的なサッカーでローマがヨーロッパを席巻する姿が見たい。
アタランタで見せてくれてたんですけど”ASローマ”で見たいんです。
かといって今シーズンの戦力ではなかなか厳しいと思うので予想順位は6位まで。
CL出場権獲れたら万々歳でしょう。
以上、ASローマの紹介でした。
ありがとうございましたーーー!!



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