ASローマ 2025/26:予想 新監督ガスペリーニが放つ反撃の狼煙

サッカー

こんにちは!ジュドンです!

今回はイタリアの超名門、ASローマについて紹介していこうと思います。

昨季はシーズン中の監督交代が二回も起きるカオスなシーズン。

それもそのはず、第14節を終えた時点でチームの勝ち点13の15位という【どん底】の状態でした。

そこからラニエリ監督が就任して間もなく、成績をV字回復させ最終的に勝ち点69の5位でフィニッシュ。(さすがはイングランドのレスターをプレミア初優勝に導いた監督…恐るべし)

今年もなにかを起こしてくれそうなASローマを探っていきたいと思います。

それでは、いってみよー!!

クラブ紹介

正式名称 Associazione Sportiva Roma S.p.A

創立   1927年

本拠地  スタディオ・オリンピコ・ディ・ローマ

クラブカラー 赤黄

今季目標 新監督が解任されずにCL出場権獲得

管理人予想 6位

【ローマの歴史】ローマという宿命━━誇り高きクラブの始まり

ASローマは1927年、首都ローマで誕生した。
北部の経済都市・ミラノやトリノに比べ、南寄りの情熱と芸術が息づくこの街で、クラブは「首都の誇り」を背負って歩んできた。

ローマという街は、ただのホームタウンではない。
帝国の栄光を今に伝える“永遠の都”だ。
だからこそ、このクラブの物語も常にロマンと激情に彩られている。

トッティとデ・ロッシ━━”ローマの魂”

ローマの名を語る上で、まず欠かせないのがフランチェスコ・トッティだ。
“王子”の愛称で知られる彼は、約25年間をローマ一筋に捧げ、クラブ史上最多得点・最多出場を記録。
その背中を追い続けたのが“未来の主将”ダニエレ・デ・ロッシ
この2人が築いたのは、単なるチームではなく「街の誇りそのもの」だった。

栄光の瞬間。2000/01のスクデット獲得

クラブ史上直近のセリエA優勝は、2000-01シーズン。
ファビオ・カペッロ率いるチームが、バティストゥータ、モンテッラ、そして“永遠の王子”トッティを擁し、頂点を掴んだ。

そのなかで、日本人として忘れられないのが中田英寿の存在だ。
ユヴェントスとの天王山で放ったあの“伝説のミドルシュート”——。
あの一撃が、ローマを優勝へと導いたと言っても過言ではない。

南欧の激情と東洋の冷静が交差した、あの瞬間。
それはローマにとっても、日本サッカーにとっても特別な黄金の記憶となった。

あの歓喜から20年以上——
ローマは再びその栄光を取り戻すべく、幾度も挑戦を続けている。

再建への軌跡 ”準優勝の時代”が残したもの

その後は、幾度もの準優勝と惜敗。
スパレッティ、ルイス・エンリケ、ガルシア、モウリーニョ…名将たちが次々と挑んでは去っていった。
2022年、モウリーニョの下でUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ優勝を達成。
クラブ史に刻まれる欧州タイトルを手にし、再び熱狂の街を沸かせた。

ガスペリーニ就任 攻撃的ローマ再構築への挑戦

そして2025年。
アタランタを“イタリア最強の挑戦者”に育てた男、ジャン・ピエロ・ガスペリーニが新たに就任。
ローマに求められるのは、もはや「安定」ではない。
再びスクデットを狙う“攻撃的ローマ”の復活だ。

永遠の都に、再び炎が灯る。
その炎の名は、ASローマ

過去10年の順位表

前述のとおり昨季は大波乱のシーズンでしたが10年単位で見るとド安定

ただここ数年はCLに出れる状態の安定ではないのでかなり微妙。

「安定」というか、もはや「停滞」。

今季はその「停滞」の殻を破って2018/19シーズン以来のCL出場権を獲得できるか、注目していきたいと思います。

今夏の移籍補強(評価B-)

選手名年齢移籍元形態備考
ウェズレイ・フランサ21ブラジル/フラメンゴ完全移籍(2500万€)ブラジル産ドリブラー
ニール・エル・アイナウイ24フランス/ランス完全移籍(2350万€)走れる万能MF
レオン・ベイリー28イングランド/アストン・ヴィラローン移籍爆発力のあるウインガー
エヴァン・ファーガソン20イングランド/ブライトンローン移籍悩める若きストライカー
コスタス・ツィミカス29イングランド/リヴァプールローン移籍攻撃型左SB

これがローマの限界なんか!?

てかイタリアの限界が見えてきますね。

基本的にお金がない。

ローマほどの名門クラブが6000万€ほどしか使えない現状。

CLに出られないと財政的にもなかなか厳しい…

個人的にはまだまだ若いエヴァン・ファーガソンとブラジル人SB(サイドバック)ウェズレイに期待

今季の移籍組が活躍してB-評価を下した管理人を見返してほしい。

管理人的今季のキープレイヤー

No.5 エヴァン・エンディカ

貴重な左利きのCB(センターバック)

コートジボワール代表

ガスペリーニ監督は代名詞の3バックを使用してくると予想できることから左CBはこの人がファーストチョイスになるでしょう。

非常に堅実なプレーをするイメージ。

「タックル」「ポジショニング」「パス」

どれも派手なことはしないがいてくれないと困る【仕事人】

ローマ守備陣の要になれるか?

No.21 パウロ・ディバラ

セリエAで通算129Gを誇るスター(執筆現在)

ユヴェントス在籍時は「今後10年はユーヴェも安泰かぁ」

とか思ってたのですが…なにがあるかわからんもんですなぁ。

左足から放たれるパスやシュートはどれも美しく芸術的。

ドルブルも細かいボールタッチで相手を抜く天才肌の選手。

昨シーズン終盤に怪我もあり調子は下降気味。

今季はチームと共に自身も復活できるか?

注目していきたいですね。ちなみにクソイケメン。

ジュドンの雑感

昨シーズンのローマは

リーグ戦 5位

カップ戦 ベスト8

EL   ベスト16

という成績です。

よくまぁ5位まで上がってきたな

という印象ですね。最後はCL出場権も獲れるか?というところまでいきましたが奇跡もここまで。

そんな奇跡的な快進撃を導いたラニエリ監督は就任早々に「今シーズン限りの指揮だ」と明言していました。

そして後任には、ジャン・ピエロ・ガスペリーニを招聘。

同じセリエAの下位クラブ、アタランタを就任9シーズンでイタリアの強豪、そしてヨーロッパのタイトルを獲得するクラブにまで押し上げた監督。

正直、ガチでマジで

ガスペリーニの超攻撃的なサッカーでローマがヨーロッパを席巻する姿が見たい。

アタランタで見せてくれてたんですけど”ASローマ”で見たいんです。

かといって今シーズンの戦力ではなかなか厳しいと思うので予想順位は6位まで。

CL出場権獲れたら万々歳でしょう。

以上、ASローマの紹介でした。

ありがとうございましたーーー!!

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