こんにちは!ジュドンです!
前回の記事で【推し】のチームであるACミランを紹介しました。
となれば当然このチームを紹介せざるを得ない…
同じ街で同じスタジアムを共有する最大のライバル…そう、インテルです。
少し前まではミランと同じ暗黒期を並走してると思ってたんですが気づけばだいぶ先にいかれてしまった印象です。
それでは、いってみよー!!
クラブ紹介
正式名称 Football Club Internazionale Milano
創立 1908年
本拠地 スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(サン・シーロ)
クラブカラー 青黒
今期目標 優勝&CL優勝
管理人予想 5位
【インテルの歴史】ミランの隣で歩んだ青黒の宿命
インテルことインテルナツィオナーレ・ミラノは、1908年に誕生したクラブである。創設のきっかけは、当時すでに存在していたACミランとの対立にあった。外国籍選手の受け入れを巡ってクラブ内に亀裂が走り、その結果「インテルナツィオナーレ=国際的」という名の下、新たなクラブが誕生したのである。つまりインテルの存在そのものが「開放性」「国際性」の象徴であり、同時に“赤黒の隣に生まれた青黒”という宿命を背負うこととなった。
初期のインテルは創設から間もなくして国内リーグを制覇し、ミラノという都市における二大クラブの均衡を築き上げた。1930年代にはジュゼッペ・メアッツァという絶対的エースを擁し、彼の名は現在クラブが本拠地とするスタジアム「ジュゼッペ・メアッツァ(通称サン・シーロ)」に冠されるほどの象徴となった。メアッツァの存在はインテルを単なる挑戦者から「イタリアを代表する強豪」へと押し上げ、クラブのアイデンティティを確立する決定的な要因となった。
記憶に新しい2000年代後半から2010年にかけて訪れた「モウリーニョ時代」。2009-10シーズンに達成したスクデット、コッパ・イタリア、そしてUEFAチャンピオンズリーグを含む三冠は、インテルの歴史上最も輝かしい瞬間の一つである。エトー、スナイデル、ミリートらが躍動し、欧州の頂点を極めたその瞬間は、青黒の誇りを永遠のものとした。
もっとも、その後のインテルは財政的な制約や世代交代の難しさもあり、暗黒期に突入する。リーグ中位に低迷し、ヨーロッパの舞台からも遠ざかる苦しい時期を経験した。しかしそれでも、インテルは常に「復活の可能性」を感じさせるクラブであった。サン・シーロに響くネラッズーリの声援は決して絶えることなく、クラブに再び光をもたらす原動力となっていた。
そして近年、アントニオ・コンテやシモーネ・インザーギの指揮下で再び強豪クラブとしての地位を回復しつつある。特にインザーギ体制下での国内安定と欧州での健闘は、インテルが再び黄金期を迎えつつあることを示している。
過去10年の順位表

く、悔しいが安定して強い…
冒頭でも触れましたがミランとほぼ同時期に暗黒期に入ってましたが一足早く脱出。
からの快進撃はお見事。
過去5シーズンでセリエA優勝2回、CL準優勝2回。
近年ではおそらくセリエAにおいて頂点に立つクラブチームでしょう。
今季は昨年逃したセリエA優勝(スクデット)奪還&悲願のCL優勝が最大の目標になりそう。
今夏の移籍補強(評価:B)
- Luis Henrique(23) ルイス・エンリケ 2300万€(フランス/マルセイユ)
- Ange-Yoan Bonny(21) アンジュ=ヨアン・ボニー 2300万€(イタリア/パルマ)
- Andy Diouf(22) アンディ・ディウフ 2000万€(フランス/ランス)
- Petar Sucic(21)ペタル・スチッチ 1400万€(クロアチア/ディナモ・ザグレブ)
- Manuel Akanji(30) マヌエル・アカンジ レンタル移籍(イングランド/マンチェスター・シティ)
- Pio Esposito(19) ピオ・エスポージト レンタルバック(イタリア/スペツィア・カルチョ)
こんな感じですかね。
圧倒的に若い。これが王者の余裕か。
現戦力に自信があるからなのか即戦力として使えそうなのはマンチェスター・シティからレンタルで獲得したアカンジぐらい。
羨ましい限りだが今季の補強という点ではB評価ぐらいでしょう。
管理人的今季のキープレイヤー
No.10 ラウタロ・マルティネス
まぁ今のインテルでキープレイヤーをあげるならこの人でしょう。
チームのキャプテンであり現役アルゼンチン代表。
2022年のカタールW杯では途中から先発を外されたもののW杯のタイトルを獲得。
昨シーズンはリーグ戦こそ12ゴールで不調気味と囁かれていたが(12ゴールで!?化け物かよ!?)チャンピオンズリーグでは14試合で9G2Aと流石の一言。
個人としてもチャンピオンズリーグのタイトルは是が非でも獲りたいと思ってるでしょうし今季のラウタロ・マルティネスには注目です!
No.20 ハカン・チャルハノール
「え?バレッラじゃないの?」
「そこはムヒタリアンでしょ?」
いいえ、チャルハノールです。
理由は簡単。管理人が好きだからw
ゴラッソがなかなか多くて気持ちいいんですよw
彼は元々ミランの選手であの暗黒期時代を支えてくれた選手なんですよねー。
そこからインテルに移籍して←こんな移籍よく通用したな
より活躍してるイメージです。
ミランの時は2列目、ゴリゴリのトップ下だったと思うのですがここ最近は1列下げてボランチの位置で使われているみたいです。
1列下がろうがあのミドルレンジからの強烈なシュートは健在なので是非注目して見てみてください!
ジュドンの雑感
昨シーズンのインテルは
リーグ戦 2位
カップ戦 ベスト4
CL 準優勝
実は何一つタイトルを取れていないんです。
「二兎追う者は一兎をも得ず」という状態。
まぁ結果論なんでね。インテルが”強い”のは間違いないでしょう。
…とここまでひたすらインテルさんを持ち上げてきましたが管理人は割とターニングポイントになるシーズンじゃないかと思っています←期待しております
理由は2つ。
1.監督交代
個人的に前監督のシモーネ・インザーギはなかなかの名将だと思うのです。
サウジアラビアのクラブに引き抜かれたのか、
それとも昨年の無冠の責任をとったのか、
それはわかりませんがシンプルに痛手やと思うのですがどうでしょう?
そして新監督にはクラブOBのクリスティアン・キヴ氏を招聘。
昨年パルマの監督で降格候補のチームを見事残留に成功。
その手腕を買われてインテルへ。
の流れだと思うのですがもちろんビッグクラブの指揮は初めて。
国内だけではなくCLも結果を求められるビッグクラブでどれだけの采配を振るうのか、見ものです。
2.全盛期を過ぎた印象(個人的な見解です)
確かに若くていい選手たちを補強しましたが裏を返せばチームが世代交代を進めようとしている証拠。
サッカーに限らずチームスポーツには「過渡期」はくるものです。
もちろん若返りに成功して黄金期を作れるチームがある一方、失敗して長い間低迷するチームもざらにあります。
このインテルというチームは「衰退」していくのか?
はたまた「進化」していくのか?
ーー今季最大のテーマになるんじゃないでしょうか?
とか勝手に想像しちゃってますがぶっちぎりの独走で優勝している可能性も大いにありますw
皆さんはどう思いますか?
以上、インテルの紹介でした。
ありがとうございましたーーー!!



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